先日、天井クレーンの性能検査を行いました。
今回は業界ならではの、クレーンの検査について簡単にご紹介します。
クレーンは、製造時の製造検査および設置後の使用検査を無事にクリアする
と検査証が交付されます。
検査証の有効期間は原則2年で、有効期間が切れる前に性能検査を受ける
必要があります。
性能検査では、クレーン各部の構造及び機能について点検を行う他、
定格荷重に相当する荷をつり、つり上げ、走行、横行、旋回等の
作動確認を行います。
下の写真は、鋼管約5t分の荷重がクレーンにかかっている様子です。
検査官が鋭い視線で見つめています。
担当者もまた、何事も起こらないようにドキドキしながら見つめています。
荷重時のガーダーのしなり具合を測る機器です。
天井クレーン検査についての説明は以上となります。
天井クレーンは現場において便利な設備ですが、一方で深刻な事故を
もたらすリスクがあります。
万が一の事故を防ぐためにも、定期点検及び作業開始前の点検を徹底し、
安全最優先で日々の業務を遂行していきましょう。
それでは本日もご安全に。